千葉科学大学マリーナキャンパスの防災シミュレーションセンターにて、2024年9月6日(金)に第19回ナノ・バイオメディカル学会大会、および前日の9月5日(木)に大会サテライトシンポジウムを開催させていただくこと、とても光栄に存じます。
本大会のテーマは「次世代に向けた継承と創造」といたしました。本学会は、ナノマテリアルと生体の相互作用を解明する研究のみならず、バイオメディカル諸分野の先端的な研究を対象としています。そこで、本大会では、前者の研究で汎用される細胞培養技術に焦点を当てた教育講演と特別講演、および後者の研究に必要な異分野の研究アプローチを紹介するシンポジウムを企画しました。また、一般演題は質疑応答を活発に行っていただくことを目指して、学生にはポスター発表、および学生以外の方には口頭発表のセッションを設けました。さらに、学生の参加費は無料としましたので、多くの学生に発表参加していただけましたら幸いです。
大会サテライトシンポジウムは、千葉科学大学が主催する開学20周年記念公開シンポジウムの一つで、テーマは「コラーゲン線維網の新素材が先導する医薬学研究と実用化に向けた展望」です。
両日とも講演終了後には、屏風ヶ浦や銚子マリーナ海水浴場を眺められる交流会の場で、情報交換を行っていただけます。産官学で研究開発に携わっている方から学生や一般の方まで、当該分野に関心のある方々の多数のご参加を心よりお待ちしております。有意義な大会およびサテライトシンポジウムとなりますように、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
第19回ナノ・バイオメディカル学会大会・大会長
竹澤 俊明 (千葉科学大学 大学院薬学研究科)